ソーシャルビューティフォト メイクから撮影までをすべてトータルで行います

先日ちょっと不思議なことがありました。

 

2019年 私は介護施設を退職し、夜勤のアルバイトをしながらカメラのお仕事を始めました。

 

と言っても、仕事らしい仕事は無く

ただひたすら、経験を積むために知り合いのお母さんやおばあちゃんの写真を撮影させて頂いたり

営業資料作ったり、いろんな人に会っては自分の仕事を知ってもらうという毎日でした。

 

夜勤のアルバイトはかなりハードワークで18時間勤務の休憩(仮眠)1時間という感じでした。

正社員で働いていた頃に比べて月収は1/3 ほどで、疲労感は3倍でした

その頃のブログがこちらです。

 

それから4年が経ちました。

会社を作りました。

今年で3期目に入りました。

 

先日

ホームページから撮影の申し込みがありました。

内容は

 

「金婚式のお祝いに両親の撮影をしたいのですが、母が介護施設に入居しています。認知症があるのですが大丈夫でしょうか。」

 

という娘様からのものでした。

 

「とっても嬉しい内容。ぜひ受けさせていただきたいです。」

 

とは言え、場所によっては受けることが出来ないので

施設の場所をお伺いしました。

 

その施設は

 

4年前、私が夜勤のアルバイトをしていた施設だったのです。

 

もちろん、娘さんはそんなことは知らず

介護施設で写真撮影をしてくれる会社を探して、弊社のホームページを見つけてくれたのですが

 

星の数ほどある介護施設の中で、

偶然にも一番辛い時期に働いていた施設に

 

カメラマンとして訪問する。

 

ひたすら、前だけを見て走っていたから

進んでいることにも気づかないでいました。

まだまだ、まだまだ

としか思っていなかったけど。

 

ちゃんと、前に進んでいたんだなと

感慨深い1日になりました。

 

そこには4年前のブログの写真と同じような自分の影がありました。

 

でもそこにある影は

4年前のように寂しそうなものではなく

とても力強い影に見えました。 

 

 

今、高齢者の写真撮影のお仕事を広げるために養成講座もしています。

 

今、介護美容のお仕事を広げるために協会を作って活動をしています。

 

どちらも始めたばかりで、生徒さんたちは

この頃の私と同じ気持ちだと思います。

 

私もまだまだ、発展途上です。

まだまだ走り続けないと、止まった途端にビリッケツになっちゃう状況です。

 

それでも、続けていたら 

過去の自分よりはきっと前に進んでいるはず。