最近、身近に多いのが
家族以外の人の助けが必要なのに、介護保険を申請しないで家族のマンパワーだけで頑張っている人。
逆に、その介護度はどうなの?
と思うような介護度で目一杯サービスを受けている人もいるけれど・・・。
特に高齢者夫婦だけで生活している場合、パートナーの異変に気づいても
自分でなんとかしなくてはいけないと思ってしまったり
限界を感じていても
「介護申請しよう」
ということを相手に伝えられずにいる人が多いみたい。
離れて暮らす娘や息子も具体的には動いてくれず・・・。
介護保険制度が始まって20年以上経っても
まだまだ「介護」のイメージってあまり変わっていない気がします。
そういえば、今から18年くらい前、働いていた施設では
ご利用者の受診付き添いするときに、制服から洋服(黒スーツ)に着替えて行かないといけない。
って施設の決まりがあったの。
ご本人が要介護者と周囲から見られたくないからという理由からでした。
流石に、今はもう違うけど
介護サービスを利用するのに抵抗のある人はまだまだ多いみたい。
介護に限らず、なんでもそうだけだけど
「辛いな」
「困ったな」
「不安だな」
って思ったら一人で抱え込まず
誰かにSOSを出すのは大切だと思うのです。
助けが必要であれば助けてもらい
助けが不要になったら、「ありがとう」と止めればいい。
誰かを助けてあげられるようになったら助けてあげればいい。
シンプルに客観的に考えてみたらいい
そう思って「OurAge」で
母親が転んで介護サービスを受けるまでを書いてみたのでした。
親も自分も
限られた人生
1日でも楽しく生活するために。